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ワンポイントアドバイス

熱中症と呼吸器系の病気:1

犬は、人のように全身で汗をかかない生き物です。

体温の調節は、もっぱら呼吸で行っています。

鼻の中を通る空気で熱交換を行い、舌の表面から蒸発する水分の気化熱で

体温を下げています。

したがって、ブルドッグ・パグ・ボストンテリアなどの、鼻が短い犬種は、

体温を下げる能力が劣っているため、夏場は熱中症を起こしやすくなります。

これらの犬種は、日中の外出を控えたり、エアコン・扇風機等で環境を整えてあげる

必要があります。

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